v

Wonderful World

Live the way you want. スキルアップしながら趣味で人生を豊かに

TOEIC勉強法 初心者におすすめの参考書

 

TOEIC対策 第2回

 

 前回のTOEIC対策の第1回目では、模試にチャレンジして実力を確認するところから始めました。

 

今回は、TOEICテストの公式問題集に挑戦しました。こちらも模試と同じ形式で、本番と変わらない形のテストを2回受けてます。

 

テスト結果を、自分で間違えたところを確認しながら復習出来る問題集になっていました。

 

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編

 

 

TOEICテスト 公式問題集

 

 今回の参考書は、CDプレーヤーが必要です。パソコンで流しながら問題を回答していきます。

 

前回の模試は、携帯にアプリをダウンロードすれば携帯で回答が可能だったのでかなり便利でした。

 

 今回の問題集は、アプリ機能は付いていませんが、TOEIC公式なので説明がしっかりしています。

 

文書の日本語訳、問題の解説、正解までの考え方がしっかり説明されています。

 

解答方法を見直す事で、次に問題を解く時に非常にいい教材になっています。

 

 2020年2月に発売されたのがこちらです↓

f:id:paperplain:20200906110105j:image

こちらもすでに購入しましたが、まだ問題を解いていないので回答した後に、感想と2016年版との比較を紹介します。

 

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 6

公式 TOEIC Listening & Reading 問題集 6

 

 

 結果・感想

 

 公式過去問を実際に解いた結果です。(マイナスが間違えた問題の個数です)

第1回

Part 1: -2

Part 2: perfect

Part 3: -3

Part 4: -2

Part 5: -4

Part 6: perfect

Part 7: -10

リスニング 86/100

リーディング 93/100

合計: 825-950

 

第2回

Part 1: perfect

Part 2: perfect

Part 3: perfect

Part 4: -4

Part 5: -2

Part 6: -3

Part 7: -5

リスニング 96/100

リーディング 90/100

合計:865-950

 

  2回の公式問題を解いた感想は、リスニングセクションでどれだけ得点を取れるかによって総合得点が上がると感じました。

 

リーディングは、時間がかかる上に悩まされる問題も多く、全問正解はかなり難しいを感じました。

 

しかしリスニングセクションに関しては、TOEICの問題に慣れて集中して聞くことができれば高得点が取れるはずです。

 

曖昧な問題も少なく、会話やフレーズの中にちゃんと答えがあるので、どこまで聞き取れるかが肝心になると思います。

 

 

 

初心者が集中して学習するポイント_実践英会話にもつなげる

 

 TOEICをこれから受けようとしている方や、得点をあげていきたい方に重要になると感じるポイントを解説します。TOEICだけではなく、実践の英会話を上達させる為にもつながるポイントに重点を置いています。

 

  • リスニング能力をあげる
  • 単語を覚えて使える数を増やす
  • 英語速読能力

 

この3つのポイントが大切だと感じています。

 

リスニング能力の向上

 

 これはTOEICだけではなく、英会話の能力をを上達させる為にも必ず必要になってきます。相手の話している事がわからなければ返答もできません。

 

TOEICではリスニングセクションの方が得点を稼げるので、総合得点をあげる為にはリスニング問題で得点を多くとる必要があります。

 

 リスニング力をあげる為には、英語に耳を慣らす必要があります。

  • 海外ドラマ・映画を字幕で見る(上級者は英語字幕)
  • 英語のお気に入りの音楽を見つける(歌詞を見ながら聞く)
  • TOEICのリスニング問題を何度も聞き返す(シャドイングも重要)

 

 ドラマ、映画、音楽は、留学を始めた初期から初めて、6年間の留学を終えた後の今でも実践しています。新しい単語、スラング、ユニークな表現を理解する為には常に英語に触れている必要があります。

 

ポイントは、自分の知っている単語を意識して聞く事です。

 

映画、ドラマなどの聞き取りは初心者にとってかなり難しいと思います。全く聞き取れないと思うかもしれませんが、意外と集中して単語を探すと聞き取れます。

 

例えば、HappyやI amなど非常に短いフレーズでもいいです。それを聞き取れた時に、やった!今の英語わかったと喜んでください。それが最初の第一歩です。

 

音楽はアクセントやリズムも入るので、より一層難しいのです。最初はドラマや映画から入る事をおすすめします。

 

 誰の耳でも英語を聞き取ることは出来るのです。中学高校と6年間英語を勉強したのに、全然英語が聞き取れないのは耳がまだ慣れていないからです。

 

まずは、ひとつの単語を聞き取る所から始めます。それが2つ、3つと増えていきます。そのうちにワンフレーズ全て聞き取れるようになれば、会話が出来るようになるのです!

 

コツコツと積み重ねて英語耳を手に入れましょう。

 

 次にシャドイングです。シャドイングはとても大切です。相手の言っている事を真似して声を出す練習です。

 

英語を話せるようになるには、シャドイングは必ず必要です。リスニング力の向上にもつながります。

 

日本語でもそうですが、語学を学ぶ最初の段階はモノマネです。親の話す言葉を真似して子供が育つように、私たちは誰かの話しているのを聞いて、真似して話す事で言葉のアウトプットがスムーズに出来るようになります。

 

このシャドイングを続ける事で、英語をもっと集中して聞くように勝手になっていきます。マネして発音するには、しっかり聞く必要があります。

 

それに、自分の口から同じように発音できれば、耳でも聞き取れるようになります。

 

留学を始めた時は、好きな俳優さんの映画を集めてシャドイングばかりして英語力を鍛えていました(ブラッド・ピット、デカプリなど)。友達のよく使う単語をマネして使ったり、Youtubeの動画でシャドイングの練習も重ねました。

 

シャドイングは英会話力の上達にかなり効果的なのでぜひ活用してください。

 

 

 

単語を覚えて使える数を増やす

 

 TOEICのテストで高得点をとるには、単語力がかなり必要だと感じました。リーディングでは文法を問われる問題もありますが、単語の意味を理解していないと解けない問題もかなりあります。

 

多くの単語を理解することは、英会話を上達する為にも重要です。使える単語を多く持っていれば、表現力も豊かになり、多くの会話の引き出しを持つ事ができます。

 

逆に文法ばかり勉強しすぎると、TOEICで点数が取れても実際に話す時には邪魔になります。日本の方で多いのが文法を気にしすぎて、会話がなかなか出てこない事です。

 

英語で話す時は、まず簡単な単語を並べて自分の思いを伝えるところから始まります。文法はネィティブの人でも間違える事はあります。気にせず話し始める所から、少しずつ文法を覚えて応用していくイメージです(仮定法や過去完了など)。

 

 大事なポイントは、使える単語です!知っているではなく、使える単語を増やす!

 

例えば、

hear

この単語見た事あるけどなー。あっ!聞くって意味だ!

 

と思った方、間違ってはいませんが実際にちゃんとhearを自分で使えますか?

 

I heard he is moving to Japan

 

 彼は日本に引っ越すって聞いたよ。という意味ですが、英語が得意な人ならば、本人じゃない人から聞いたんだーっとすぐ理解できます。

 

なぜなら

hearは意識していない所から、フワッと話が入ってきたニュアンスがあります。

 

 

彼から直接聞いた場合は" He told me"という表現を使います。

 

なので、heardは信憑性が薄い表現です。又聞きや、意図していない会話をたまたま聞いたイメージで捉えられます。

 

対して、Listenは"かなり集中して聞くイメージです。授業や、大事なニュース、音楽などに対してのみ使います。

 

ただただ日本語訳で意味を理解していても、しっかりとニュアンスがわかっていて、使える単語でないとリスニングで耳に入っても完璧に理解はできません。

 

 その為に、覚えた単語をすぐ使う作業を繰り返します。本当なら会話などに取り入れて、使っていけばスピーキング力も上がるのですが、日本ではなかなか会話する環境を整えることは難しいです。

 

なので、英語日記をつける事をオススメします。英作文で、覚えた単語を実際にアウトプットする事でしっかりと覚える事ができて、意味も理解できます。ネットで調べた例文などを自分風にアレンジして使えば、英語日記も10~15分あればすぐ書けます。最初は、簡単な日記で問題ないです。

 

日記を書く時間なんてない!

そんな方は、新しく単語を覚える時にワンセンテンスの英文を作ることに挑戦してみてください

 

単純にインプット(記憶作業)ではなく、アウトプット(実際に使う)で脳から情報を出し入れすれば、定着するのも早くなります。

 

 

 

英語速読能力

 

 最後にTOEICのリーディングセクション。

 

ここで点数を取るためには、時間とも戦う必要があります。

 

75分の時間内に、100問の問題に解答する。長文問題も読んで答えないといけないので、速読能力が必要です。

 

自分もまだ慣れていない感じもありますが、いつもリーディングセッションは時間ぎりぎりまでかかってほとんど見直しが出来ていません。

 

英文を読むのは早い方だと思うのですが、まだまだトレーニングする必要があると感じています。

 

英文速読を鍛えるには、とにかく多くの文書を読むことが最短の道のりだと感じます。小説やニュースなど、さまざまな分野で自分の興味があるものを少しずつ読み進めれば、新しい単語にも出会えて速読能力も上がります。

 

楽しく英語に触れる事で、継続に繋がるので、TOEICの勉強と思わず、好きなジャンルの本を読んでいきましょう

 

 英文を早く読む時の注意点は1つだけです。それは、語順を並べ替えて日本語に訳さない事です。

 

日本語に訳している時間はないので、出来るだけ英語の語順で読んで、英語のまま意味を理解できる様になっていきましょう。

 

最初は難しくても、継続は力です。続ければ少しずつ意味を理解できるようになります。

 

 

まとめ 

 

  TOEICテストで高得点を取る事と、その学習で英会話のレベルを上げるための方法を模索しながらここで勉強方を共有しています。

 

6年間のアメリカ留学の経験があるので、英語には自信があります。TOEICでも高得点をしっかり取って、これから英会話の勉強をしていきたい人の助けになれる様なアドバイスが出来る様に試行錯誤しています。

 

 これからは、自動翻訳などAI、情報通信速度の向上によって携帯などですぐに翻訳が出来る時代になっていきます。しかし、実際に相手の言語を理解してコミュニケーションを取ることは大切だと思います。

 

日本で暮らす外国人の方から、日本語で話されると親近感がわくと思います。それと同じ気持ちを持って、興味のある国の言語は勉強していけば、現地の人とも打ち解ける事ができます。

 

機械の翻訳と、人間のコミュニケーションにはやっぱり差があります。仕事の業務で使う分にはとても便利になっていきますが、人間関係をより良く築く為にはお互いに話し合う事が大事だと思っています。

 

 ここでは、TOEICテスト対策×実際英会話を上達させる方法として、

  • リスニング能力の向上
  • 単語力をつける
  • 速読能力を上げる

 

上記の3つをおすすめしました。

 

人それぞれ、上達方法や勉強法は違うと思います。ここでおすすめしてる方法が正しいわけではなくて1つの手段だとおもって試してみてください。

 

合う合わないもあるはずです。もし自分に合っていないと感じた場合は、また違う方法を探してください。

 

この方法で留学中、実際に英語力を上げる事が出来て、今ではアメリカの人とも問題なく英語でコミュニケーションが取れるまでは上達しています。

 

まずは、上達するかどうか試してみてください。