ドラマで英会話『Flash』
『Flash』はアメリカンヒーロードラマで、2014年から放送が開始しています。
シーズン6が現在アメリカで放送されていて、Amazon Primeではシーズン4まで見ることが可能です。アメコミ(アメリカンコミックブック)で大人気のFlashは、主人公のバリー・アレンがカミナリに打たれた後に、高速で走るスーパーパワーを手にする所からストーリーが始まります。
バリーの変化の原因は、最新科学研究所での大爆発によるものでした。バリーと同じ日に街にいた人々の中でも影響を受け超能力に目覚める者が多く、能力に目覚めた人々をメタヒューマンと呼ぶ様になります。
犯罪に力を悪用するメタヒューマンとバリーはフラッシュとして戦っていきます。
アメコミが原作の『Flash』は、アクションが多くスリルが溢れる作品になっています。バリーと周りで協力してくれる人々の友情と愛情、家族の絆が強く描かれている作品です。退屈な日々を少し盛り上げてくれるドラマになっています。
特にバリーと研究所でフラッシュをサポートしてくれる仲間達の苦悩と葛藤は見応えがあります。強大な敵を打ち倒すためにチームフラッシュとして戦っていくストーリーは波乱の連続で見ていても飽きません。
Back in Central City! New episode airs tonight at 8/7c! Stream tomorrow free only on The CW. #TheFlash pic.twitter.com/d73RehWU6U
— The Flash (@CW_TheFlash) 2020年3月10日
英会話で大切なスピード感
Part2で紹介したlikeやI meanなどの使い方をマスターして、part3のスラングと敬語に進む前に、ここでは、英語を話すときに大切なスピード感について説明していきます。日本人講師が話す英語は聞くことができるのに、ネイティブの人が話しているのを聞くとさっぱり理解できない、、、という方が英会話を始めたばかりの人には多いのではないでしょうか?
話すスピードが早くて聞き取りにくい事が1番の原因ですが、なぜアメリカの人って話すのがそんなに早いのか、と考えたことはありますか?
実はネイティブの人たちは、リダクションを使ってスピード感を出しています。
リダクションをマスターするには、まず、英語にあって日本語にないものストレスについて理解しましょう。
ここでいうストレスは、アクセント・強調になります。例えば、Japan(日本)には、母音が2つあります。 JApan先頭のa(母音)にストレスを置いて発音する事ができます。jaPANと後ろのaにストレスを置いて発音しても決して間違いではありません。ストレスを置く場所に決まりはありますが、全てが正しいとは言えません。なぜなら、アメリカでも州や場所で発音や話し方に違いがあるからです。
このストレスをおく事に日本人はとても苦労します。なぜなら日本語にストレスがないからです。『ありがとうございます』を例に挙げると『a ri ga to u go za i ma su』になりますが、全てに母音がある事に気付いていただけたでしょうか。
比べて英語では『thank you』と言いますが『thAnk yoU』と発音します。aとuにストレスを置いて、後の文字は流すように発音します。
ストレスの位置は正直、勉強できません。実際に聞いて・話す、インプットとアウトプットの連続で少しずつ身につけていきます。子供の話し方が周りや大人に影響されて方言っぽくなってしまうのと同じです。
ストレスを理解したところで、リダクションに入ります。リダクションとは、2〜3個の単語をひとつの単語のように発音する事です。よく使うものでは、『wanna』『gonna』『gotta』です。
wanna = want to (〜をしたい)
gonna = going to (〜をする所)
gotta = got to (〜をしないといけない)
『wAnt tO』を一語にして『wAnna』とストレスをひとつにする事で単語『to』を省略しています。英語の発音で『t』を省く事は多く、母音ではない上に消えてしまう音なので単語の先頭にくる時以外は、発音しない時が多いです。
『wanna』『gonna』は日常会話でとてもよく使う表現なので、覚えておきましょう。
次に『of』を省略するパターンを見てみましょう。『kind of』『lots of』『out of』がよく使われるものです。
kinda = kind of (〜に似ている、〜のような)
lotsa = lots of (たくさんの〜)
outta = out of (〜以外)
『of』を省略して発音することも多いです。ここで注目するのは『lotsa』です。先ほど説明した通り、『t』はほとんど発音せずに『sa』はzの発音なので、『LOtza』と発音します。oにストレスが来るので、LOを強調してtは発音せずにzaを発音します。
他にも多くのリダクションがありますが、ここでは紹介しきれないので一覧表を作りました
英会話ですぐ使えるリダクション一覧表 - 日々是新ー日々是好日
(時間があるときにチェックしてみてください)
リダクション使うことで会話のスピードは格段に早くなります。リスニングも難しくなるので英会話を始めたばかりの人は、ネイティブが話す英語のリスニングに困ります。
I am going to go to store to buy a lot of food for tonight.(普通)
Im gonna go to store to buy a lotta food for tonite.(リダクションあり)
上記の文の様にリダクションを使って会話が行われるので、最初は、会話を全部聞くのは難しいです。しかし、重要なポイントを絞れば全て聞き取れなくても内容は理解できます。
下線部を見ていただければ、誰が・どこで・何をする・この3点に注目して聞くと会話が少しずつ理解できる様になるでしょう。もし聞き取れなかった場合でも、Who?・Whrere?・What/How?の3つの単語を使って質問するだけで、もう一度説明してもらえるはずです。
ここまでの説明で、リダクションとスピード感については少し理解していただけたのではないでしょうか?
リダクションを少しずつ覚えていくためには、英語には母音とストレスがあることを覚えておいてください。ドラマやリスニング練習をする時も、母音に注意してストレスが置かれている場所を聞き分けながらリスニング練習をしていきましょう。
part2からは英会話で話す際に必要なコツとテクニックを紹介してきました。英語を話す時に発音は非常に重要です。自分も苦しんだ、日本人の方が苦手とする発音をまとめたので参考にしてください。