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2020スラムダンクコンテスト優勝 デリック・ジョーンズ Jr.

 

 

2020SlamDunk Contest

  

 NBA All-Star weekendの目玉企画、スラムダンクコンテスト。マイケル・ジョーダンコービー・ブライアント、ヴィンス・カーターにネイト・ロビンソンなど、数々のNBAを代表するプレーヤー達がスラムダンクコンテストに出場して優勝した経歴を持っています。

 

NBA AllStar2020はシカゴ・ブルズのホーム、ユナイテッドセンターで開催され、ダンクコンテストは土曜日の最後の企画になりました。

 

スキルチャレンジと3Pコンテストが終わった後に、ラッパーとしても活躍するデイミアン・リラード選手(トレイルブレイザーズ)によるパフォーマンスで会場の雰囲気が高まった後に、スラムダンクダンクコンテストが行われました。

 

出場選手

 

 

審査員

 

 (↓↓ルールの詳細など↓↓)

www.paperplainlosangels.work

 

 

 

 

予選ラウンド

 

 予選ラウンドはレイカーズのハワード選手のパフォーマンスから始まりました。身長211cmのハワード選手は34歳の年齢ながら、衰えなていない身体能力を見せ、2008年スラムダンクコンテスト王者の力を見せてくれました。

 

得点は低かったが360°回転のダンクで、空中で一時静止する驚きのダンクを見せてくれました。正直満点の50点を獲得できるダンクだとは感じましたが、最初のトライでもあった為、審査員達は厳しい判定を見せていました。

 

 続くデリック・ジョーンズJr.はチームメイトのビッグマン、アデバヨ選手を飛び越えるダンクを見せました。スラムダンクコンテストの日が誕生日だったので、ダンク挑戦の前にケーキが運びこまれる演出とダンクが決まった後は解説もハッピーバースディをジョーンズ選手に歌っていました。

 

 その後、のコノートン選手は初出場ながらメジャーでホームが同じミルウォーキー ・ブリューワーズのスーパースター、クリスチャン・イェリッチ選手を飛び越すダンクを見せました。

 

最後こ優勝候補のアーロン・ゴードン選手は1回目から難易度の高いオリジナルのダンクを披露して満点を獲得します。ゴードン選手のダンクはボールムーブが早すぎて普通のスピードでは何が起こっているか分からないほどでした。スローで再生すると空中姿勢の綺麗さとリングに運ぶまでのボールの動きがすごくて、満場一致の満点でした。

 

 2回目のダンクで印象に残ったのはハワード選手のパフォーマンスでした。2008年優勝した時にスーパーマンの服装でダンクに挑戦する演出を見せた時と似たスーパーマンのコスチュームの胸に24番(コービーの背番号)をつけ、豪快なダンクを成功させました。

 

 コーノートン選手もヤニス選手を飛び越すダンクを決め会場を盛り上げましたが、決勝に進んだのは後に続いた、ジョーンズ選手とゴードン選手でした。2人とも身体能力がずば抜けていました。特にジョーンズ選手のジャンプ力が凄かったです。

 

決勝ラウンド

 

 決勝はジョーンズ選手とゴードン選手の対決になりました。2人とも50点満点を連続で叩き出し、ダンクコンテストは延長に進みます。ジョーンズ選手もすごかったですが、ゴードン選手は予選ラウンドから演出が上手でずっと50点を記録し優勝目前でした。

 

お互い50点満点で延長が続く中、ジョーンズ選手がフリースローからのウィンドミルダンクに挑戦し、踏切がフリースローの手前だったことで48点の評価を受けます。続くゴードン選手のダンクでゴードン選手は229cmあるセルティックスのタコフォール選手と飛び越えるダンクを披露しました。しかし、頭に少し引っ掛かった影響か、47点しかもらえず優勝を逃しました。

 

ゴードン選手は2016年オースルターでもザック・ラビーン選手と延長になる名勝負を戦い、惜しくも優勝を逃しています。今回もほとんど優勝確実だっただけに、コンテスト後のインタビューでは審査員の採点に不満を漏らしていました。2回も優勝寸前で負けているため、もう燃え尽きてダンクコンテストには出場しないと話していましたが、ゴードン選手には再度ダンクコンテストに出場して、他を圧倒し悲願の優勝を達成してほしいと感じます。

 

ジョーンズ選手は初優勝になりましたが、ゴードン選手同様2017年に決勝ラウンドまで進み負けているので、今回の優勝はとても嬉しかったようでした。

 

ハイライト

 (スラムダンクコンテスト ハイライト)


2020 NBA Slam Dunk Contest - Highlights | 2020 NBA All-Star Weekend

 

 優勝 デリック・ジョーンズ Jr.

 

 ジョーンズ選手は1997年生まれ、198cmで身体能力に恵まれたプレーヤーです。高校の時からジャンプ力はずば抜けていたようで、頭がリングを越えるダンクを決めている動画もありました。

 

 

 ジョーンズ選手は2016年にNBAドラフト参加を表明して、NBAへの挑戦を試みました。しかしドラフトされず、サマーリーグに参加してチームから声がかかる事を期待して戦いフェニックス・サンズから契約を勝ち取ります。

 

その後、サンズでNBAデビューを果たすもチームではなかなか活躍できず下部リーグに配属されてしまいます。翌2017-18シーズンからはマイアミ・ヒートと契約を交わしてチームに合流しました。

 

 ヒートは2012年、2013年に2年連続で優勝を獲得した後、大黒柱レブロン・ジェームズ選手がチームを離れ、優勝争いから遠のきました。チームを支えていたドウェイン・ウェイド選手も2019年に引退を表明してチームは再建に入りました。

 

2019オフシーズンで、ベテラン ジミー・バトラー選手を獲得し、ドラフトではタイラー・ヒーロー選手の獲得、ドラフト外からもケンドリック・ナン選手を獲得してチームは高いケミストリーで勝利を重ねて2019−20シーズン、イースタンで上位にランクしています。

 

 ジョーンズ選手も23歳で若いですが、少しずつリーグで自分の役割を見つけているように感じます。ジャンプ力がずば抜けているジョーンズ選手はオフェンスリバウンドやブロックでヒートのセカンドユニットとしてプレータイムを少しずつ勝ち取っています。

 


Derrick Jones Jr. Career High 25 Points/4 Dunks Full Highlights (2/5/2020)

 

 2月5日(現地時間)に行われたクリッパーズ戦でキャリアハイ25得点を記録したハイライトを掲載しています。インサイドと3Pで得点を重ねていますが、武器はやはり高いジャンプ力のダンクです。一度飛び上がれば、ブロックされることはほとんど不可能な高さがあります。

 

 2019−20 スタッツ 

  • 出場試合:40
  • 出場時間:24.7分
  • 得点:8.7
  • リバウンド:4.2
  • ブロック:0.7
  • ティール:1.0

(オールスター前)

 

 まだまだドライブでの突破や個人技で得点できるオフェンスの器用さはないですが、今後アウトサイドシュートとオフェンスリバウンドが伸びればチームの主力になると考えられます。フォーワードとして得点の伸びは必要不可欠になるので、シーズン後半の課題になりそうです。

 

2019ー20のヒートは優勝争いできる強さがあります。若手も多く今後チームとしても成長していける伸びしろがあるので、見ていて面白いチームの一つです。

 

 

 

(おすすめ 過去のダンクコンテストハイライト)

[コービー1997年、ヴィンス・カーター2000年]

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