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クリッパーズがNBAトップスコアラー、ハーデン選手と対決

 

 

クリッパーズ6連勝
プレーオフに向けて好調

 

 サンダーに勝って連勝を5に伸ばしたクリッパーズは、3月6日にヒューストン・ロケッツと対戦しました。サンダー戦で堅いディフェンスを見せたクリッパーズですが、リーグ得点ランキング1位のジェームズ・ハーデン選手を相手にどこまで守れるか試されました。

 

試合平均で109.8得点を許しているクリッパーズはディフェンスレートランキングでNBA13位にランクしています。しかし、数字よりも高いパフォーマンスを見せている印象があります。実際、ロケッツ戦では相手を105得点に抑え、サンダー戦も相手を94点に抑えているのでシーズン後半でディフェンスのレートも更によくなっていきそうです。

 

オフェンスランキンングは116.1得点で5位にランクしています。オフェンスランキング1位バックスは119.1得点、ウェスタン首位のレイカーズは114.6得点で7位に位置しています。カワイ選手、ポール・ジョージ選手だけでなく、ベンチメンバーの得点力が高いクリッパーズは試合を通して得点できるチームです。プレーオフでも決勝まで勝ち上がる候補として名前が挙げられています。

 

 ロケッツ戦でも120得点をあげ、カワイ選手がチームトップ25得点、ポール・ジョージ選手13得点。ベンチからはハレル選手19得点、10リバウンドでダブルダブル、ジャマイケル・グリーン選手が11得点を記録。

 

結果120−105でロケッツを撃破したクリッパーズは6連勝。カワイ選手とポール・ジョージ選手のプレータイムを30分以下に抑えながらウェスタン4位ロケッツ相手に快勝しました。 

 

 次に3月9日行われる試合では、レイカーズとの対戦になり、ロサンゼルスダービーがステイプルズセンターで開催されます。ウェスタン1位と2位のレイカーズクリッパーズは順当に進めばプレーオフカンファレンスファイナルで雌雄を決する事になる予定です。ここまでは、開幕戦とクリスマスゲームで2回対決しましたが両方クリッパーズが勝利しています。9日の試合もクリッパーズが勝つといよいよレイカーズに苦手意識を植え付け、クリッパーズプレーオフで優位に試合を進める事ができる様になるでしょう。

 

勝敗の行方がプレーオフに影響する大事な試合で盛り上がる事間違いなしのレイカーズクリッパーズ戦の結果は9日に紹介します。

 

 

クリッパーズ vs ロケッツ

スターティング ラインナップ

 

ロサンゼルス・クリッパーズ
  • パトリック・ビバリー(G)
  • ポール・ジョーズ(G)
  • カワイ・レナード(F)
  • マーカス・モリスSr.(F)
  • イビツァ・ズバッツ(C)

 

クリッパーズ注目。カワイ選手+最新試合) 

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ヒューストン・ロケッツ
  • ラッセル・ウェストブルック(G)
  • ジェームズ・ハーデン(G)
  • ダニュエル・ハウス Jr.(F)
  • ロバート・コビントン(F)
  • P.J・タッカー(C)

 

 (ロケッツエース、ジェームズ・ハーデン)

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試合内容+ハイライト

 

 試合は前半からクリッパーズペースでした。効果的なディフェンスでロケッツを苦しめて簡単に得点を許していませんでした。要注意だったハーデン選手にはほとんどポール・ジョージ選手1人で対応していました。ドライブで中に侵入してくる時はヘルプディフェンスでプレッシャーをかけるがそれ以外はマンツーマンで守っていました。個々のディフェンス力が高いクリッパーズはハーデン選手に休む余裕を与えず、ポール・ジョージ選手、カワイ選手、ビバリー選手がローテーションしながら守っていました。

 

問題になっていたのは、ハーデン選手よりも相方のウェストブルック選手でした。素早い展開のウァーストブレイクと爆発力のあるドライブで前半ロケッツのオフェンスを支えていました。

 

ウェストブルック選手に得点を許すも、カワイ選手中心にクリッパーズもよく攻めていました。スモールラインナップで挑むロケッツに対してクリッパーズはセオリー通りインサイドのプレーヤーをうまく活用したオフェンスを展開していました。ポストプレーだけでなく、P&Rからインサイドに合わせるなどリズムを変えながら攻める事ができていました。センターのズバッツ選手は前半だけで14得点7リバウンド、フィールゴールも5/5でほとんどリング周辺ノーマークでシュートにいけていました。

 

ハーデン選手の得点が止められ、ロケッツは得点が伸びず、67−44とクリッパーズが大きくリードして前半は終わります。

 

 後半に入っても流れは変わらず、クリッパーズがロケッツを押し切っていました。インサイドでは、ズバッツ選手に代わってハレル選手が得点を重ねていて、スモールラインナップで挑むロケッツは弱点をうまく狙われていました。

 

ロケッツもウェストブルック選手中心に反撃を試みていましたが、アウトサイドシュートが入っていなかったこともあり、思うように得点出来ていませんでした。第3Qの途中では30点以上まで点差が広がる場面もあり、ディフェンスでも相手を止められない、悪い雰囲気のロケッツが出ていました。

 

第4Qに入る時には、25点差ありクリッパーズはほとんどセカンドユニットで戦っていて、主力を休ませていました。終盤は時間を使ってクリッパーズが逃げ切り、120−105で勝利しました。

 

 ズバッツ選手がシーズンハイの17得点でよく活躍していました。クロアチア出身の22歳は今後さらに成長が期待できそうです。

 

ポール・ジョージ選手のアウトサイドシュートが0/5で入っていなくて少し気にかかりますが、チームとしてしっかり守れてリズムが掴めた試合で内容は非常によかったと思います。

 

試合後のインタビューではハレル選手が”チームは高いレベルでコミュニケーションをとり、連携を高めながら戦えている。コミュニケーションを高めながらディフェンスができている事と、オフェンスはみんなでボールをシェアして攻めれれば、今後も勝てると思う。チームにはハイレベルなスコアラーがたくさんいるからね”とコメントしていました。

 

怪我していたメンバーが戻って、本来のロスターで連勝を重ねているクリッパーズは首位レイカーズにとってプレーオフで最も強敵になりそうです。

 

クリッパーズ対ロケッツ ハイライト3/5)


Clippers vs Rockets Highlights FULL GAME | NBA March 5

 

 

スタッツ リーダー

得点

  • カワイ・レナード 25
  • ラッセル・ウェストブルック 15

リバウンド

  • イビツァ・ズバッツ 12
  • ラッセル・ウェストブルック 15

アシスト

  • ポール・ジョージ 7
  • ラッセル・ウェストブルック 5