ステフ・カリー選手(No.30)
4ヶ月ぶりの復帰戦へ
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— ClutchTimez (@BallNews_Daily) 2020年3月5日
ゴールデンステイト・ウォリアーズのスーパースター、ステフィン・カリー選手が4ヶ月ぶりにNBAに戻ってきました。2019年10月下旬NBA開幕直後に不運の事故がカリー選手を襲いました。サンズ戦で相手選手と接触後、コートに落下した時左手を骨折した為に手術とリバビリで約4ヶ月欠場を余儀なくされていました。
NBAチャンピオンに3度チームを導き、2015.2016年MVP、2016得点王+スティール王、オールスターにも6回選ばれているカリー選手の離脱はウォリアーズにとって、とてもいたかったでしょう。
ウォリアーズは、2019年プレーオフファイナルまで進むもラプターズに敗れた為、チームの再建を考え得点源であったケビン・デュラント選手とベテランのイグダーラ選手を放出。代りにディアンジェロ・ラッセル選手や将来有望な若手を多くオフシーズンで獲得しました。優勝を経験したドレイモンド・グリーン選手、カリー選手中心に若手を育てながら、優勝争いをしていく予定だったが、カリー選手の怪我の後から怪我人が続出。グリーン選手にラッセル選手が離脱して、チームには若手メンバーだけが残りリーグ最下位で厳しいシーズンでした。
最下位に位置しているウォリアーズですが、チームは前向きで、すでに次のシーズンに向けて準備を進めています。若手選手が中心に試合に挑んでいるので、みんなのびのびとプレーをしていて確実に成長を見せています。1年目パスカル選手、ジョーダン・ポール選手、カイ・ボウマン選手に、インサイドの4年目マーキース・クリス選手など出場時間を多くもらって経験を積んでいるプレーヤーが多いです。
加えて、トレードでも2014年ドラフト1位評価を受けているウィングプレーヤー、アンドリュー・ウィギンズ選手をウルブズから獲得。2020年ドラフト1位指名権も保有しているのでオフシーズンでも更なる戦力強化が見込める状態にあります。
後はチームのスタープレーヤー、カリー選手、トンプソン選手、グリーン選手の復帰を待ってチームの連携を高めて2020−21シーズン、優勝を争えるチームに作り上げていくだけです。ヘッドコーチのスティーブ・カーはウォリアーズを3年優勝に導いた敏腕で、カリー選手らと長く一緒に戦ってきているので、チームの立て直しには自信を持っている様です。
チームから復帰を待ち焦がれた、ステフ・カリー選手は3月6日のラプターズ戦でやっと復帰を果たしました。本人も約4ヶ月間の欠場になった為、コートに戻りたいとずっと思っていたとコメントしていて、次のシーズンからはまた優勝争いできるウォリアーズに戻れる様にチームで戦っていきたいと試合前のインタビューで話していました。
カリー選手、23得点、7リバウンド、7アシスト
Golden State Warriors vs Toronto Raptors Full Game Highlights | March 5, 2019-20 NBA Season
復帰戦になった3月6日のラプターズ戦でカリー選手は24〜28分の出場に限定すると試合前からヘッドコーチからの発表があり、無理させずに少しずつ試合に慣れさせていく意図が見えました。
試合時間が限定されていたが、カリー選手は、27分出場して23得点を挙げ会場を盛り上げました。3pは3/12とまだまだ調子が上がっていない印象でしたが、ブザービーターを決めたり、ファールをもらって決め4点プレーを成功させるなど、リーグ屈指のシューターとして勝負強さを見せてくれました。
チームもイースタン2位ラプターズ相手に第4Q残り約8分で同点に追いつき接戦に持ち込みました。試合終わりギリギリまで勝敗がわからない試合で、終盤のクラッチタイムにはカリー選手もコートに戻って両チーム真剣勝負で見応えがありました。
試合はラプターズがベテラン、ラウリー選手とスコアラー、シアカム選手の連続得点で最後にウォリアーズを押し切って勝利しました。
試合には負けてしまったウォリアーズですが、カリー選手のプレーを見ても怪我の影響はないようで安心できました。今後スリーポイントシュートの確率が上がってこればまたリーグのスーパースターとしてNBAの中心で活躍が期待できそうです。