v

Wonderful World

Live the way you want. スキルアップしながら趣味で人生を豊かに

ステフィン・カリー選手、怪我から待望の復帰戦へ

 

 

ステフ・カリー選手(No.30)
4ヶ月ぶりの復帰戦へ

 

 

 ゴールデンステイト・ウォリアーズのスーパースター、ステフィン・カリー選手が4ヶ月ぶりにNBAに戻ってきました。2019年10月下旬NBA開幕直後に不運の事故がカリー選手を襲いました。サンズ戦で相手選手と接触後、コートに落下した時左手を骨折した為に手術とリバビリで約4ヶ月欠場を余儀なくされていました。

 

NBAチャンピオンに3度チームを導き、2015.2016年MVP、2016得点王+スティール王、オールスターにも6回選ばれているカリー選手の離脱はウォリアーズにとって、とてもいたかったでしょう。

 

ウォリアーズは、2019年プレーオフファイナルまで進むもラプターズに敗れた為、チームの再建を考え得点源であったケビン・デュラント選手とベテランのイグダーラ選手を放出。代りにディアンジェロラッセル選手や将来有望な若手を多くオフシーズンで獲得しました。優勝を経験したドレイモンド・グリーン選手、カリー選手中心に若手を育てながら、優勝争いをしていく予定だったが、カリー選手の怪我の後から怪我人が続出。グリーン選手にラッセル選手が離脱して、チームには若手メンバーだけが残りリーグ最下位で厳しいシーズンでした。

 

 最下位に位置しているウォリアーズですが、チームは前向きで、すでに次のシーズンに向けて準備を進めています。若手選手が中心に試合に挑んでいるので、みんなのびのびとプレーをしていて確実に成長を見せています。1年目パスカル選手、ジョーダン・ポール選手、カイ・ボウマン選手に、インサイドの4年目マーキース・クリス選手など出場時間を多くもらって経験を積んでいるプレーヤーが多いです。

 

加えて、トレードでも2014年ドラフト1位評価を受けているウィングプレーヤー、アンドリュー・ウィギンズ選手をウルブズから獲得。2020年ドラフト1位指名権も保有しているのでオフシーズンでも更なる戦力強化が見込める状態にあります。

 

後はチームのスタープレーヤー、カリー選手、トンプソン選手、グリーン選手の復帰を待ってチームの連携を高めて2020−21シーズン、優勝を争えるチームに作り上げていくだけです。ヘッドコーチのスティーブ・カーはウォリアーズを3年優勝に導いた敏腕で、カリー選手らと長く一緒に戦ってきているので、チームの立て直しには自信を持っている様です。

 

 チームから復帰を待ち焦がれた、ステフ・カリー選手は3月6日のラプターズ戦でやっと復帰を果たしました。本人も約4ヶ月間の欠場になった為、コートに戻りたいとずっと思っていたとコメントしていて、次のシーズンからはまた優勝争いできるウォリアーズに戻れる様にチームで戦っていきたいと試合前のインタビューで話していました。

 

カリー選手、23得点、7リバウンド、7アシスト 


Golden State Warriors vs Toronto Raptors Full Game Highlights | March 5, 2019-20 NBA Season

 

 復帰戦になった3月6日のラプターズ戦でカリー選手は24〜28分の出場に限定すると試合前からヘッドコーチからの発表があり、無理させずに少しずつ試合に慣れさせていく意図が見えました。

 

試合時間が限定されていたが、カリー選手は、27分出場して23得点を挙げ会場を盛り上げました。3pは3/12とまだまだ調子が上がっていない印象でしたが、ブザービーターを決めたり、ファールをもらって決め4点プレーを成功させるなど、リーグ屈指のシューターとして勝負強さを見せてくれました。

 

チームもイースタン2位ラプターズ相手に第4Q残り約8分で同点に追いつき接戦に持ち込みました。試合終わりギリギリまで勝敗がわからない試合で、終盤のクラッチタイムにはカリー選手もコートに戻って両チーム真剣勝負で見応えがありました。

 

試合はラプターズがベテラン、ラウリー選手とスコアラー、シアカム選手の連続得点で最後にウォリアーズを押し切って勝利しました。

 

試合には負けてしまったウォリアーズですが、カリー選手のプレーを見ても怪我の影響はないようで安心できました。今後スリーポイントシュートの確率が上がってこればまたリーグのスーパースターとしてNBAの中心で活躍が期待できそうです。