2019年 NBA ドラフト1位指名 ザイオン・ウィリアムソン
2019年ドラフト1位指名でニューオリンズ・ペリカンズに入団したザイオン・ウィリアムソン選手。大学1年生でアーリーエントリーを決めNBAに入団したザイオン・ウィリアムソン選手について紹介していきます。
2019年はFIBAワールドカップも開催され、バスケットボール人気が高まる中で多くのメディアが注目しているザイオン・ウィリアムソン選手ですが、
マイケル・ジョーダン(Micheal Jordan)の再来と評価されるほど飛び抜けた身体能力を持っています。
2019−20NBAシーズンを見る上では、欠かせない人物になります。
プレシーズンでも頭角を現しているザイオン・ウィリアムソンの豪快なダンク
😤 ZION. WILLIAMSON. 😤#NBAPreseason on @NBATV pic.twitter.com/EDEF64Ko2o
— NBA (@NBA) 2019年10月7日
19歳でNBAに入り、これほどのプレーが出来る選手はなかなかいません。
レギュラーシーズンでの活躍にも期待ですが、そんなザイオンの経歴に注目していきます。
[目次]
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『ザイオン・ウィリアムソン 高校まで』
中学の体育教師の母とアメリカンフットボールプレーヤーの父を持つザイオンは5歳からバスケットボールを始めたと話されています。高校は地元のスパルタンバーグ・デイ高校に進学し4年生の時には36.4得点11.4リバウンドと記録しています。
試合平均30点以上10リバウンド以上は驚異の数字で高校の時から色々なメディアに取り上げられていました。
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身長は198cmで高校生とは思えない身体能力で得点を量産しています。
周りの高校生とは明らかに体つきとプレーの質が違います。
高校の時から抜群の得点センスで注目と歓声を集めていた例年に見ぬプレーヤーです。
(2019プレシーズン ザイオン・ウィリアムソン愛用のJordan 34)
『ザイオン・ウィリアムソン 大学』
高校時代から注目を集めていたザイオンは、高校1年時より大学から推薦のオファーがあり2年生の時にはNCAA 1stディビジョン16チームより声がかかっていました。
その類い希な身体能力を見込んでアメリカンフットボールプレーヤーとしても声がかかっていたようですが本人はバスケットボールでの進学に意欲的だったそうです。ESPNでは5つ星の最高評価を受け、2018年大学推薦枠人気1位の選手に選ばれています。
最終的に古豪のデューク大学に進学しますが決め手は名将マイク・シャシェフスキー監督のもとでバスケットボールに専念したかったとコメントしています。マイク・シャシェフスキー監督はコーチKの名で知られ、USA代表の監督も務めていました。
1年生ならが大学では試合平均22.6得点、8.9リバウンド、1.8ブロックと記録しています。
何と言っても、フィールドゴール74.7%という驚異の数字を記録しています。
NCAA決勝トーナメントでは、ベスト8で敗れるも存在感を見せつけアーリーエントリーでNBAに挑戦する事を決意します。
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『NBAへの道のり』
近年のNBAドラフトは制度が編成され、大学在学中でもNBAドラフトへの参加が可能になっております。
大学のFreshmanとしてNBAに参加するのには大きな勇気が必要です。
体格の違いや、戦術面の未熟さで活躍出来ずに長年辛抱する選手も多くNCAAで経験を積むべきと話す方も多いです。ザイオン・ウィリアムソン選手それでも、ドラフトへのアーリーエントリーを表明してニューオリンズ・ペリカンズに入団することになります。
プレシーズンの後に契約が交わされますが、ほぼ間違いなくチームのメインロスターに組み込まれると予想されます。
若いので、怪我なく2019−2020年シーズンを戦っていってくれる事を期待しています。
!ここで近年歴代のNBA ドラフト1位を紹介!
2019 ー ザイオン・ウィリアムソン (ニューオリンズ・ペリカンズ)
2018 ー ディアンドレ・エイトン (フェニックス・サンズ)
2017 ー マーケル・フルツ (フィラデルフィア・シクサーズ)
2016 ー ベン・シモンズ (フィラデルフィア・シクサーズ)
2015 ー カール=アンソニー=タウンズ (ミネソタ・ティンバーウルブズ)
2014 ー アンドリュー・ウィギンス (クリーブランド・キャバリアーズ)
2013 ー アンソニー・ベネット (クリーブランド・キャバリアーズ)
2012 ー アンソニー・ディヴィス (ニューオリンズ・ペリカンズ)
2011 ー カイリー・アービング (クリーブランド・キャバリアーズ)
2010 ー ジョン・ウォール (ワシントン・ウィザーズ)
2009 ー ブレイク・グリフィン (ロサンゼルス・クリッパーズ)
ここ2、3年のドラフト選手ではまだ目立った活躍をしている選手はいませんが、若手のNBA加入は他の選手にとってもいい刺激になると思われます。
2019年ドラフトでは、日本人初の八村 塁選手もワシントン・ウィザーズに指名されているので2019−2020シーズンは盛り上がる事間違いなしです!
『ザイオン・ウィリアムソン チームメイト』
ここからは2019−2020年シーズンのペリカンズについて紹介します
ニューオリンズ・ペリカンズは2019オフシーズンで多くのトレードを行いチームの構成がガラッと変わりました。
レイカーズより若手ロンゾ・ボール選手とブランドン・イグラム選手、ジョシュ・ハート選手を獲得し、シクサーズからは35歳で経験豊富のシューティングガード 、J.Jレディック選手を獲得しています。
J.Jレディック選手は2019−20シーズンで、NBA 14シーズン目になりますがこれまでの毎シーズンすべてプレーオフに進出しています。
ザイオン選手にとってデューク大学の先輩でもあるレディック選手はインタビュー時に、『俺の13年連続プレーオフ進出の記録を止めないでくれよと伝えた』と冗談交じりに刺激を与え、ザイオン選手も『確かに彼はそういっていた』と話していました。
新人王の獲得を目指すと同時にプレーオフ進出という大きな目標ができたと二人の会話を見て感じました。
ペリカンズは若いチームですが、ラン・アンド・ガンでスピーディなオフェンスができるメンバーが揃っています。ディフエンス面に課題が出てくるでしょうが、特にガードのボール選手はスピード感あるゲームメイクとアシストがうまいのでうまく機能すればプレーオフ進出も期待出来ます。