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ドラマで英会話 Part3 『ゴシップガール』 敬語とスラング

 

 

ドラマで英会話『Gossip Girl

 

 ゴシップガールは2007年〜2012年まで放送されたドラマです。NYを舞台にハイクラスで裕福な家庭に暮らす高校生達を描いたシーズン6まで続く人気ドラマ。NYのど真ん中で繰り広げられるドラマは、夢の様な生活が描かれていて、眠らない街NYに行きたくなります。

 

学生達の両親や家族のストーリーも多く、ニューヨーカーの生活の一部がドラマで見ることができます。裕福な家庭を写したドラマですが、主人公のダンは一般家庭から私立高校に通い、富豪の子供達の事件に巻き込まれていきます。

 

ドラマの題名『Gossip Girl』はドラマの中に登場するWebサイトから来ています。セレブ達のスキャンダルや街で起こる事件の数々がゴシップガールに載せられます。Gossip Girlによって登場人物達の秘密や過去の事件がどんどん世間にばれていきます。ドラマの最終シーズン6では、思いもよらない真相が明らかになります。

 

恋愛やファミリーが中心のドラマで、女性の人気が高いです。NYを中心に繰り広げられる物語でビジネストークも多く、男性にとっても丁寧な英語を聞ける作品になっています。このドラマでは、ちゃんとしたソーシャルトークや敬語が学べます。

 

 

 

英会話での敬語

 

 Part2でも話しましたが、英会話には敬語がないと思っている人も多いです。しかし、実際はきっちりとした丁寧な表現が英語にはあり、敬意を表現するときに使われます。

 

ビジネスや大事なミーティング、大学の面接など、必要になる時があります。ただ、アメリカの人たちはフランクで最初は丁寧に話すが、ラフに会話を始めるのも早く交流関係がすぐ深まるので、敬語がない様に誤解されることが多いだけです。ここでは、簡単に丁寧な会話の仕方について紹介しようと思います。

 

 

 

Wouldを使う話し方

 

 まずは、wouldを使うことで丁寧な会話ができます。基本はcanやwillをwouldに置き換えるのですが、難しい事は考えずに動詞の前にwouldをつけるだけで相手に敬意を払っている事を理解してもらえます。それと質問するときは必ずwouldからセンテンスを始めましょう。

 

例1)

Do you want to have something to drink?

(何か飲みますか?)

Would you like to have something to drink?

 

例2)

Do you need me to submit the papaerwork today?

(今日、書類を提出する必要がありますか?)

Would you like me to submit the paperwork today?

 

 Doをwouldに変えて質問すれば丁寧な表現になります。ホテルや高級なレストランの接客でこの様な表現を聞いたことがあるのではないでしょうか?Would you like~で”〜して欲しいですか?”という意味になります。couldを使う方法もあります。

 

例)

can you give me a ride?

(車で送ってくれますか?)

Could you give me a ride?

 

canをcouldに置き換えるだけでも丁寧に聞こえます。couldはcanの過去形と、勉強したことがあるかもしれませんが、丁寧な表現としてcouldを使うこともできます。

 

 

 

Certainlyを使って敬意を表そう

 

 Certainlyは『もちろん』だったり、『かしこまりました』を意味します。Of courseやsureと同じシチュエーションで使えます。相手に何か頼まれたときや相手の考え方や意図を理解できたときに返答でCertainlyを使えば、丁寧に対応してくれていると感じてもらえます

 

他に敬意を表現できる単語としては、pleaseやexcuse meが使えます。相手にお願いしたい時や気を使って欲しくないときはpleaseを使いましょう

 

例)

Please sit and feel free to discuss anything.

(気を使わずに座って、なんでも相談してください)

 

excuse meは日本語で、すみませんという意味です。アメリカでは、sorryよりもexcuse meをよく使います。

 

sorryは強い単語です。相手が落ち込んでいるときに、共感を示したり、お悔みを伝えるときに使います。それ以外では、自分の間違いを認めた時に言います。なので、簡単にsorryをいう事で言葉の重みがなくなってしまいます。

 

急いでいる時に人混みで前に進みたいときもsorryではなく、excuse me。相手を呼びたい時もexcuse meで声をかけれます。会議の途中で、トイレや電話で席を外す必要がある時も、excuse me a secondで切り抜けましょう!

 

 

 

スラングを覚えよう

 

 敬語とは、真逆のスラングについても紹介します。スラングを知る事で、アメリカ英語に対する知識が深まります。

 

現地の人々と交流を深めるためには、スラングを理解する必要があります。わからない言葉があれば、説明して!と聞くこともできますが、ここでは簡単で使いやすいスラングを何個か取り上げたいと思います。

 

 on fire (人気がある、調子がいい)

Ex.) Lebron is on fire. (レブロンの調子がすごくいい)

       That TV show is on fire. (あのテレビ番組はすごく人気がある)

 

 kick in (somewhere)  (そこにいこう)

Ex.) Let's kick in that restaurant (そこのレストランにいこう!)

  Let's kick in a bar after work  (仕事の後にバーにいこう)

 

 Bounce (帰る)

Ex.) Let's bounce (帰ろうか)

  Im gonna bounce (もう帰るよ)

 

 sick (すごくいけてる)

Ex.) This T-shirt is sick (このTシャツめちゃくちゃかっこいい)

  That shop is sick (あそこのお店すごくいけてるよ)

 

※sickは"病気"という、意味もあるので、前後のセンテンス、場面で意味を理解しよう

 

 hit (someone) up (誰かに連絡する)

Ex.) Hit me up after your class (授業が終わったら連絡して)

  I'll hit you up later (後で連絡するよ)

 

 いくつかスラングを紹介しましたが、西海岸で使われているものが多いです。

 

スラングは州によって違います。西海岸と東海岸では使うスラングが大きく変わるケースもあります。例えば、カリフォルニア では、友達の事を Dude, Bro, G などと呼びますが、NYでは pal, fellasと呼びます。

 

話し方を聞けば、アメリカの人々はどこの出身か区別できます。日本で言う、関西弁や博多弁に大きな違いがあるのと同じです。

 

気軽に使えるスラング一覧表を作ったので、よければ参考にしてください。例文もたくさん載せているので、スラング一覧にある例文を覚えるだけで英会話のレベルがかなり上がります。

英会話 スラング一覧 挨拶〜日常会話で使えるフレーズ集 

 

 

 スラングを話せれば、よりネイティブに近づけ、英語で多くの表現ができる様になります。だが、習得するのはかなり難しいです。実際に現地に留学して、アメリカの人々と話して身につけるのが1番の方法ですが、スラングがあることを念頭に置いて、ドラマを見ることで少しずつ覚えることも可能です。

 

Gossip Girl』ならばNYが舞台なので東海岸、『The O.C.』ならばカリフォルニアで西海岸のスラングを勉強することができます。

 

家でドラマを見ながら、必要な単語と表現を少しずつ覚えていきましょー!