ウォリアーズの闘犬
ドレイモンド・グリーン選手
🗣 HAPPY BIRTHDAY DRAY pic.twitter.com/qU3i8WsaxA
— Golden State Warriors (@warriors) 2020年3月4日
3月4日に30歳を迎えたゴールデンステイト・ウォリアーズのベテラン、ドレイモンド・グリーン選手。2015,2017,2018年に3度NBAチャンピオンに輝いており、激しいプレースタイルとディフェンスでウォリアーズの優勝に貢献しました。
2012年ドラフト35位でウォリアーズに入団、2017年にはスティール王と最優秀守備選手賞を受賞。オールスターにも3回選ばれているグリーン選手はドラフト35位評価以上の結果をリーグで残しています。
地元サンフランシスコでは人気も高いグリーン選手、3月に入りコンバースとのシューズ契約が発表されました。もともとナイキと契約していたグリーン選手ですが、ナイキの子会社であるコンバースとの契約に切り替える様です。コンバースにとっては、ドウェイン・ウェイド選手以来のトップ選手との契約になり、グリーン選手のシグニチャーモデルの発売が待ち望まれます。
Highlights:ドレイモンド・グリーン選手 2019クリスマスゲーム-ダブルダブル
ドレイモンド・グリーン×コンバース
契約が公開された後、コンバースとグリーン選手もプロモーションビデオもすぐに公開されました。シグニチャーモデルも詳細も近日に発表される様で楽しみになります。
Welcome to the family @money23green pic.twitter.com/9qE64H1i2T
— Converse (@Converse) 2020年3月6日
I'm definitely misunderstood. But I think being misunderstood is a superpower. He's too loud. He's too agressive. He's too erratic. He's too this. He's too that. That's just noise. I've always been called out for wanting to win. It came out in attitude. It'll come out in tears. It's taht simple for me. I want to win. Because winning with your family, It don't get no sweeter than that.
(俺は、間違いなく誤解されている。でも誤解されている事がすごい力をくれると思っている。彼はうるさすぎる。彼は攻撃的すぎる。彼は不安定すぎる。彼はあれだ、これだと言われる。それは、全て雑音にすぎない。俺は勝てない時罵声を受ける。態度がいい時もある。涙が流れそうな時もある。ただ単純に俺も勝利が欲しい。なぜなら家族と共に勝つ事より喜べる幸せな時間はないからえ”。
ビデオの最後には"Welcome to Family"(ようこそ家族へ)の文字が流れ、コンバースもグリーン選手との契約に力を入れており、ブランドイメージの向上を目指している様です。
Converse(コンバース)×NBA
1908年にゴム靴メーカーとして創業されたコンバースはバスケットボールと深い関わり合いがあります。ウィンタースポーツとしてアメリカで発祥したたバスケットボールに注目したコンバースはすぐに『キャンバス オールスター』モデルを考案して発売を始めました。現在とほとんど変わらないデザインと性能を持っているオールスターモデルは当時すでに完成されたバスケットボールシューズであったと言えます。
90年代前半はNBAスタープレーヤー、チャールズ・H・テイラー選手が好んで使用したことで人気になりました。チャールズ選手は引退後も指導者としてキャンバスオールスターモデルをアメリカで広めたそうです。
1950年代には、ボストン・セルティックスでポイントガードとして活躍し、後世にも影響を与えたボブ・クージー選手が愛用したことで人気が加熱しました。1960年代の調査では、バスケットボール市場の8割をコンバースが占め、黄金期を築いていました。
ナイキやアディダスなど多くのスポーツメイカーが登場後、少しずつ市場の競争も激しくなりコンバースのシェアも落ち込みました。しかひ、現在でもブランドを愛しているファンは多くいます。特にConverse Best Seller 『オールスター』は人気のモデルで、著名人で愛用している方も多いです。値段も¥5,000-¥10,000でお手軽で、ジュリア・ロバーツ、ジェシカ・アルバやリアーナ、男性ではザック・エフロン、ジャスティン・ビーバー、ウィズ・カリファーなどがよく履いている写真を目にします。
2003年にライバルであったナイキに買収されてからは、靴だけでなくアパレルブランドとして服やデニムなどにも成長を見せたコンバース。スケートボードに集中していた時期があったコンバースは2012年ドウェイン・ウェイド選手との契約が終わると共にNBAのコートから姿を消してしまいました。
1度はNBAで契約選手がいなかったコンバーズですが、2019年にフェニックス・サンズの若手ケリー・ウーブレ選手と契約を交わしてからバスケットボール市場に戻ってきました。今回のグリーン選手との連続での契約を見ると、老舗のバスケットボールシューズブランドが復帰に向けて前向きな姿勢が伺えます。
1984年ロサンゼルスオリンピックの公式スポンサーも務めていたのでコンバーズ、2020東京オリンピックに向けて新しいモデルの発売にも期待がかかります。
(飯豊まりえー主演コンバースCM)
飯豊まりえはいつもコンバースを愛用!/コンバースオールスターCM
Living In Color- A Converse Commercial