NBAオールスター2020
ゲストパフォーマンス
2020年のNBAはシカゴで開催されることもあり、シカゴ出身のミュージシャン、チャンジ・ザ・ラッパーとコモン、さらにチャンスの弟、テイラー・ベネットの出演が決まっています。
16日オールスターゲームのハーフタイムに会場を盛り上げるのがチャンス・ザ・ラッパーです。彼はグラミー賞を3個獲得した人気アーティストであり、今回は最新2019年リリースしたアルバム『The Big Day』の中に収録されている曲のパフォーマンスが予想されます。スペシャルゲストの登場も予定されているようです。
俳優でありラッパーでも有名なコモンは、オールスターゲーム前の選手紹介前に”シカゴにとってバスケットボールが意味するもの”について話をする事が予定されており、その後の選手紹介も担当する事になっています。
テイラー・ベネフィットは14日に行われる予定であるライジングスターチャレンジの前にパフォーマンスをする予定で、チャンスの弟でもあり最近人気を見せているテイラー・ベネットの演出にも注目が集まっています。
Chicago native @chancetherapper to headline the 2020 #NBAAllStar Game halftime show! pic.twitter.com/2jYW0uovdb
— 2020 NBA All-Star (@NBAAllStar) 2019年12月20日
.@common to lead player introductions before tip-off of the 2020 #NBAAllStar Game! pic.twitter.com/53bEq0VwAC
— 2020 NBA All-Star (@NBAAllStar) 2019年12月20日
.@_TaylorBennett to perform at halftime of 2020 NBA Rising Stars! pic.twitter.com/kuFc8JzBgH
— 2020 NBA All-Star (@NBAAllStar) 2019年12月20日
Chance The Rapper
チャンス・ザ・ラッパー
チャンスは1993年シカゴ州イリノイ生まれで、高校の時からラップに興味を持ちはじめ楽曲作成、高校在学中にミックステープ『10 Days』をオンラインでストリーム配信するなどミュージシャンとしてのキャリアに挑戦を始めました。
ヒップホップミュージックに出会う前は、両親の影響でジャズやゴスペルなどの音楽に触れる機会が多かったチャンスのアルバムではジャズやゴスペルの要素を取り入れた作品が多いです。3番目のミックステープ『Coloring Book』では近年の激しいラップミュージックとは異なり、80年代90年代のヒップホップに近いものを感じます。R・ケリーやRay Jといったアーティストを思い出させるチャンスの音楽は聴いていて心地良いものがあります。
アルバム
- 10 Days (2012)
- Acid Rap (2013)
- Coloring Book (2016)
- The Big Day (2019)
オンラインのストリーム配信から注目を集めていたチャンスは、2017年2月に開催された第59回グラミーでパフォーマンスした上で、3つのアワードを受賞しました。ストリーム配信のみでグラミー賞を獲得した最初のアーティストになります。その後、ビルボード200でも最高8位にランクインしアメリカを代表するアーティストになりました。
彼の最初のスタジオアルバムが『The Big Day』です。2019年7月に発売され多くのアーティストとコラボしている事でも注目を集めた作品になります。今回のNBAオールスターのパフォーマンスでも『The Big Day』のメドレーがパフォーマンスされるのではと予想されています。
Chance The Rapper - The Big Day (NEW Animated Music Video) [Ft. Francis and the Lights]
チャンスがよく被っている『3』が入っているキャップはチャンス自身がプロモーションしているブランドであり、3は3番目のアルバム『Coloring Book』を記念して作ったからだそうです。
NBAオールスターゲームを一層盛り上げてくれる事に期待が高まるチャンスのハーフタイムパフォーマンスが楽しみですね!