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八村選手欠場のウィザーズが上位相手に2連勝

 

ウィザーズ vs セルティック

 

 八村選手所属するワシントン・ウィザーズは1月7日ホーム キャピタルワンアリーナでイースタンカンファレンス2位ボストン・セルティックスと対決しました。八村選手、ビール選手、ワグナー選手、トーマス選手などシーズン序盤の主力メンバーが怪我で離脱しているウィザーズは限られたメンバーで厳しい戦いが続いています。しかし、前節(1月5日)に行われたデンバー・ナゲッツ戦では、厳しい状況の中でもウェスタン2位を接戦で破りチームは勢いに乗っていました。

 

セルティックスは2019年FIBAアメリカ代表に選抜された、ジェイレン・ブラウン選手、ジェイソン・テイタム選手、ケンバ・ウォーカー選手主力のチームで若さとタフなディフェンスで強豪を倒してイースタン2位に位置しています。セルティックスから移籍してきた、アイザイア・トーマス選手にとっては古巣との対決にもなりました。

 

イースタン12位のウィザーズ には格上との対戦になりましたが、要所をしめる堅実なバスケットボールを見せ強敵を2試合連続で下します。

 

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スターティッグ ラインナップ

 

ボストン・セルティックス

 

  • マーカス・スマート (G)
  • ジェイレン・ブラウン (G)
  • ゴードン・ヘイワード (F)
  • ジェイソン・テイタム (F)
  • ダニエル・タイス (C)

 

ケンバー・ウォーカー選手は体調不良のため欠場になっています。

注目はジェイレン・ブラウン選手とジェイソン・テイタム選手でした。

 

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ワシントン・ウィザーズ

  • アイザイア・トーマス (G)
  • ギャリー・ペイトン (G)
  • ジョーダン・マクレイ (F)
  • イザック・ボンガ (F)
  • イアン・マヒンミ (C)

 

(ウィザーズ 故障リストと復帰予定)

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試合内容+ハイライト

 

 この試合のポイントになったのは2019−2020年シーズンに突入してから好調のジェイレン・ブラウン選手、前シーズン試合平均13得点から試合平均18得点までの成長を見せておりMIP(Most Improved Player)候補に挙げられている選手になります。

 

 序盤からセルティックスはブラウン選手と怪我から復帰したヘイワード選手がファーストブレイク(速攻)の展開で得点、セットプレーではテイタム選手がインサイドで力強く得点していました。

 

ウィザーズもボンガ選手やトーマス選手を起点に得点を重ね、前節からチームの得点源になっているイシュ・スミス選手がベンチから出場して早い展開からのゴール下まで突破する展開を見せセルティックスに負けないオフェンス力で前半は40−51ウィザーズリードで折り返します。

 

 後半に入ってから早々、マヒンミ選手が4個目のブロックショットを決めディフェンスの要となるリング周辺のリムプロテクト力の高さを見せます。怪我から復帰後、以前の様なプレーが見られなかったマヒンミ選手ですが、試合に出場するごとに感覚が戻っている様でインサイドでの存在感を見せ始めています。

 

セルティックスは第3Qから高いポジションでプレッシャーをかけウィザーズのオフェンスの展開を鈍くしていました。オフェンス面ではテイタム選手のインサイドが強烈でマンツーマンディフェンスに対しては個人技で得点を挙げ点差を2点差まで縮めて最終クォーターに入ります。 

 

 第4Qは31歳になるイシュ・スミス選手が序盤からミドルのジャンパーを高確率で決めウィザーズのオフェンスの機動力になりセルティックスを突き放します。2010年ドラフト外からNBAに入ったイシュ選手はキャリアで、9チームでのプレーを経験し2019年からウィザーズ に加入。ベテランが怪我人を多く抱えるチームを支えていました。

 

ウィザーズは若手、ボンガ選手とトロイ選手もディフェンスでハッスルプレーを見せチームが勢いに乗るモチベーションにつながっていました。若手がしっかり走ってハッスルし、ベテランが得点で答える形でチームが高いケミストリーで機能していた様に見られ、ベンチも得点する毎に盛り上がっておりチームの一体感も感じられました。

 

 終盤はセルティックスの強烈な追い上げもあり一時は4点差まで詰め寄られるもウィザーズが逃げ切り94−99で勝利をしました。

 

(ハイライト動画)


Boston Celtics vs Washington Wizards Full Game Highlights | January 6, 2019-20 NBA Season

 

リーディング スタッツ

 

得点

  • ジェイレン・ブラウン 23
  • イシュ・スミス 27

リバウンド

  • トロイ・ブラウンJr.  9
  • ジェイレン・ブラウン 12

アシスト

  • ゴードン・ヘイワード 4
  • イシュ・スミス 4

 

 

 

まとめ
ウィザーズがOP進出するには

 

 シーズン序盤からディフェンス面での課題をずっと指摘されていたウィザーズですが、マヒンミ選手が復帰した事でゾーンディフェンスを有効に活用する事ができる様になりディフェンスに改善が見られています。

 

ハーフタイムのインタビューでウィザーズのアスレティックコーチは”選手達はディフェンス面でよく頑張ってくれている。セルティックスは、ブラウンやテイタム、ヘイワードなど得点力が高い選手が多いが。ゴール下までの突破を防ぐ事と、フリーで3Pを打たせない様にディフェンスしてくれているのでロングレンジからのミドルシュートを相手に打たせ守る事ができている”とコメントしていました。

 

 OP(プレーオフ)進出にはカンファレンス8位圏内に入らないといけない状況で追い上げを狙うウィザーズは12位です(1月7日現在)。現在イースタンプレーオフ出場圏内の8位はブルックリン・ネッツで16勝19敗を記録しており首位のバックスとは14.5ゲーム差。ウィザーズは12勝24敗で首位とは19ゲーム差あるもののネッツとは4.5ゲーム差なのでプレーオフに進出できる可能性はまだまだあります。

 

2月上旬には離脱しているメンバーもほとんどが復帰し、本来のロスターで試合に挑める様になる予定で、オールスター後のシーズン後半が勝負所になってくると思われます。メンバーが戻ってくるまでに少しでもチームの雰囲気を良くしていくために連勝している今勝ち星を重ねることも大切になってきます。

 

この後、マジック→ホークス→ジャズ→ブルズ→ラプターズと対戦していくウィザーズはラプターズと当たるまで決して相性の悪い相手や上位チームと対決するわけではないので勝てる所ではしっかり勝利して欲しいと感じます。

 

 八村選手やビール選手達の復帰が待ち遠しい中、出場できるメンバーで上位を2試合連続で打ち破っているワシントン・ウィザーズ、今後の快進撃にも注目が集まります。