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12月の月間優秀選手賞
The Kia NBA Players of the Month for December! #KiaPOTM
— NBA (@NBA) 2020年1月2日
East: @Giannis_An34 (@Bucks)
West: @JHarden13 (@HoustonRockets) pic.twitter.com/SxrCgZVoDz
12月の活躍からNBAで各カンファレンスの優秀選手が発表されました。
- ヤニス・アデトクンポ (ミルウォーキー・バックス)イースタン
- ジェームズ・ハーデン (ヒューストン ・ロケッツ)ウェスタン
11月の受賞はルカ・ドンチッチ選手とヤニス選手でした。
ヤニス選手は2ヶ月連続の受賞となり、シーズンMVP受賞も視野に入ります。
ハーデン選手はシーズンを通しても試合平均38.2得点で得点ランキングNBAトップ、ヤニス選手は30.4得点をマークしリーグ2位に位置しています。(1月3日現在)
ハーデン選手所属するロケッツはウェスタンで4位、首位レイカーズを追い上げる展開になっていますが、ハーデン選手が個人技で攻める場面が多くチームとしての戦力は他のチームに劣っている様に感じます。相方であるウェストブルック選手と他の選手がもう少しオフェンスで機能することができれば勝率も上がってくる様に感じられます。
一方ヤニス選手所属するバックスは、イースタンで首位をキープし2位と勝利数でも差を開けて独走状態に入っています。バックスは2019−2020シーズン非常にディフェンスに定評がありチームワークもよく一体感のある試合を見せてくれています。ヤニス選手も昨シーズンから続いてインサイドで高い得点能力とリバウンドを見せている上に、今シーズンは外からの3Pも決める様になり相手にとってはますます守りづらい選手に成長しています。
The updated NBA standings after Thursday night’s action. pic.twitter.com/AIrZMMZEsc
— NBA (@NBA) 2020年1月3日
12月月間優秀ルーキー賞
The Kia NBA Rookies of the Month for December! #KiaROTM
— NBA (@NBA) 2020年1月2日
East: @nunnbetter_ (@MiamiHEAT)
West: @JaMorant (@memgrizz) pic.twitter.com/ctVVxFu9hJ
12月の月間優秀ルーキーには10/11月と同じ顔が並ぶ事になりました。
- ケンドリック・ナン (マイアミ・ヒート) イースタン
- ジャ・モラント (メンフィス・グリズリーズ) ウェスタン
月間の成績で両選手ともに試合平均15.5得点を記録し激しい新人王争いが繰り広げられています。スタッツでは、同じガードのポジションとしてモラント選手の方がアシストで上回っている分新人王に近いとも言えます。
しかし、チームの成績ではヒートが3位でグリズリーズが13位に低迷していることもあり勝利に貢献しているポイントではナン選手の方が評価を得る所です。
両選手ともに特集を組んで取り上げてきましたが、ケンドリック・ナン選手はドラフト外からNBAデビューを果たしていることもありメディアからの注目も高いと感じます。未だドラフト外から新人王を獲得した選手はいないので、ナン選手の活躍に期待がかかります。
2010年代のシーズン受賞者まとめ
2010年代のシーズンMVP、新人王、シーズン最優秀ディフェンダーをNBAがTwitterで発表していたのでまとめました。
🌟 #KiaMVP of the 2010s! 🌟 pic.twitter.com/4VPcFwajxk
— NBA (@NBA) 2019年12月30日
🌟 #KiaROY of the 2010s! 🌟 pic.twitter.com/gdAijIXlo9
— NBA (@NBA) 2019年12月31日
🌟 #KiaDPOY of the 2010s! 🌟 pic.twitter.com/4pA9XSkCns
— NBA (@NBA) 2019年12月31日
シーズンMVPにはジェームズ選手が合計3回ノミネートされており、ウォリアーズがNBAファイナルを2連覇した時にはステフ・カリー選手が2年連続で選ばれています。昨年2018−2019シーズンのMVPにはヤニス選手が選ばれているので、今年も順調に進み受賞する事ができれば2年連続になります。
新人王に昨年選ばれたルカ・ドンチッチ選手は今ではマーベリックスを引っ張っていくリーダー的存在になっており、チームの勝利には欠かせないプレーヤーになっています。歴代の受賞者を見ても、リラード選手、アービング選手、タウンズ選手などNBAを代表するトッププレーヤーに成長していく選手が多いので今年最有力候補であるモラント選手の今後のNBAでのキャリアも楽しみになってきます。
最優秀ディフェンダーではやはりカワイ・レナード選手がスパーズ時代に2年連続で受賞した事がとても印象的で、スパーズで優勝を経験後、ラプターズを優勝に導き、今ではロサンゼルス・クリッパーズの大黒柱として活躍しています。2019−2020年では、レイカーズのアンソニー・デイビス選手が最有力候補とされていますが、バックスのロペス選手やピストンズのドラモンド選手もインサイドで高いディフェンス力を見せているのでシーズン後半戦での戦いが鍵になってきそうです。
若手でディフェンス能力が高い選手が近年いませんが、ヒートのタイラー選手や76ersのシモンズ選手はアウトサイドで運動量のあるディフェンスでスティールを奪うシーンを見ることもあります。切迫したシーズン後半でもチームに貢献するディフェンスでハッスルプレーが見られる事を期待しています。
2020年に入りNBAも新しい時代を作っていく若手達がリーグで多く活躍している今シーズンは見応えある試合が多くプレーオフでも接戦が予想されるます。八村選手も2月に開催されるルーキーライジングチャレンジに選ばれる可能性が高いです。新時代のNBAに日本人プレーヤーがいる事が衝撃的な事実です。八村選手を応援しながらもっと日本でもNBAが盛り上がっていくことを期待して今後もNBAの展開を紹介していきます。