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レブロン・ジェームズ選手 古巣ヒートと試合 キングと呼ばれる経歴

 

 

 

マイアミ・ヒート VS ロサンゼルス・レイカーズ

 

 ウェスタンカンファレンス1位 ロサンゼルス・レイカーズイースタンカンファレンス2位 マイアミ・ヒートの試合が日本時間 12/14日にマイアミホーム アメリカンエアラインズアリーナで行われました。

 

 NBAでキングと呼ばれるレブロン・ジェームズ選手は古巣との1戦で注目を集めました。

 

キング ジェームズ選手はヒートで2012,2013年プレーオフ優勝を成し遂げ、マイアミ・ヒートの黄金時代を築いた選手です。

 

試合会場には当時のチームメイト クリス・ボッシュ選手も観戦に駆けつけており、試合前に2人が強くハグをするシーンもありました。

 

注目の上位対決の詳細を紹介していきます。

 

 

スターティング ラインナップ

 

ロサンゼルス・レイカーズ

 

 (レイカーズ フルロスター

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マイアミ・ヒート

  • ケンドリック・ナン (G)
  • ダンカン・ロビンソン (G)
  • ジミー・バトラー (F)
  • バム・アデバヨ (F)
  • メイヤーズ・レナード (C)

 

マイアミ・ヒート フルロスター+ジミー・バトラー選手の特集)

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試合内容+ハイライト

 

 レイカーズとヒートはディフェンスが良く、試合前から今後のリーグ戦を左右する大事な1戦になると予想されていました。

 

レイカーズは、インサイドのアンソニーデイビス選手とジャベル・マギー選手、ヒートはアウトサイドで攻守ともにチームを牽引するジミー・バトラー選手の活躍が鍵になると考えられます。

 

 

 試合は序盤から両チームのディフェンス力の高さが観られました。マイアミはジェームズ選手にベテラン バトラー選手をマッチアップ、第1Qだけで4回のターンオーバーを誘いました。

 

レイカーズはマギー選手とデイビス選手がインサイドで強烈なブロックショットを見せつけ、ヒートのインサイドの攻撃をシャットダウン。アウトサイドから攻撃するしかないヒートでしたが、ケンドリック・ナン選手がファーストブレイク(速攻)からの得点とドライブでレイカーズの選手を引きつけた後のアシストパスでヒートのオフェンスを支えていました。

 

レイカーズデイビス選手を軸にしたインサイド寄りのオフェンスで確実に得点を重ね第1Qは30−29レイカーズリードで始まります。

 

  第2Qに入ってからもヒートのディフェンスの良さが目を引きます。レイカーズの強力なインサイド陣に苦しめられるも外のディフェンスでは、スティールからのファーストブレイクショットクロックいっぱいまでの粘るディフェンスでレイカーズに苦しいシュートを選択させていました。

 

レイカーズはアンソニーデイビス選手頼りの得点になり、ベンチから出てくるメンバーがいつもより調子が悪く感じられました。ハワード選手とロンド選手が普段通りのプレーが出来ていなかった時間帯にヒートのセカンドチームに主導権を握られ51−59とヒートがリードしてハーフタイムに入ります。

 

 後半からも両チームの熾烈な攻防は続き、レイカーズはマギー選手の連続ブロックショットでヒートのオフェンスを止め会場を盛り上げます。対してヒートはバトラー選手が平面のディフェンスでジェームズ選手を苦しめターンオーバーを引き出します。

 

しかし、高さではジェームズ選手が優勢なマッチアップだったのでバトラー選手の懸命なディフェンスでターンオーバーを出すも、アウトサドからの3Pとドライブからのダンクを決めるなどジェームズ選手の得点で徐々にレイカーズ がオフェンスでヒートを追い詰めます。

 

第3Qを終え88ー85レイカーズが逆転し最終クォーターに入ります。

 

 最終クォーターでは、アンソニーデイビス選手とレブロン・ジェームズ選手が勝負強さを見せ2人の得点がチームを引っ張ります。ヒートも負けておらず、ケンドリック・ナン選手の3Pが最終クォーターに入って決まる様になりチームの起爆剤としてコートで暴れていました。点を取っては取り返す展開でヒートがレイカーズに食いつき、試合終盤残り9秒で1点差に追いつく3Pをナン選手が決めヒートの勢いでファールゲームに突入。

 

フリースローとリバウンドでレイカーズが2得点、3点差でヒートの最終オフェンスはバトラー選手に託されましたが惜しくも3点シュートを外しレイカーズが勝利を手にしました。

 

最終スコアーは113−110でした。

 

(ハイライト)


Los Angeles Lakers vs Miami Heat Full Game Highlights | December 13, 2019-20 NBA Season

 

 

リーディング スタッツ

 

得点

リバウンド

アシスト

 

まとめ 

 試合全体を通してレイカーズはジェームズ選手のターンオーバーが目立ったがアンソニーデイビス選手とレブロン・ジェームズ選手の得点能力をやはり驚異でした。レイカーズインサイドのディフェンスが固くブロックショットも多く観られたので今後のシーズンでも続ける事ができれば、他のチームにはやりづらい相手になると感じます。

 

 ヒートはバトラー選手の安定したゲームメイクが試合を通してチームを引っ張っていました。ベテラン バトラー選手がディフェンスでハッスルを見せる事でルーキーにも良い影響になっている様に感じられ、チーム全体でディフェンスを頑張っているムードが良かったです。

 

オフェンスでは、ケンドリック・ナン選手の活躍が光りました。新人王候補としても注目されているナン選手のオフェンス力は今後もヒートの勝利には欠かせないと思われます。好調をキープできれば、ドラフト外からの新人王ノミネートの可能性もあるので楽しみなルーキーの一人です。

 

同じくルーキーのタイラー・ヒーロー選手のシュートの調子があまり良くなかった様に見られたので、次の試合までには調整してチームのオフェンスのオプションとして機能する事が出来ればヒートは更に強力なチームになっていくでしょう。

 

 

(ケンドリック・ナン選手の特集と新人王レースの状況は下記の記事にまとめてます。)

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レブロン・ジェームズ
         キングと呼ばれる由縁

Lebron James Cleveland Cavaliers Nbaアクション写真(サイズ: 12.5 CM x 15.5 CM )フレーム

 

2003年ドラフト1位 全体指名

 

 バスケットボール界の神様と言えば、マイケル・ジョーダン選手ですが、レブロン・ジェームズ選手はNBAでキングと呼ばれる経歴を持ちます。

 

オハイオのセント・ヴィンセント・マリー高校に通っていた当時からアメリカでバスケットボールの逸材とスカウト陣から高い評価を得ていたレブロン・ジェームズ選手は高校卒業と同時にNBAドラフトにエントリーします。2003年のドラフトでは、全体1位指名でクリーブランド・キャバリアーズに入団しました。

 

2003年のNBAドラフトは有名な選手が多くエントリーした年です。

  1. レブロン・ジェームズ
  2. ダーコ・ミリチッチ
  3. カーメロ・アンソニー
  4. クリス・ボッシュ
  5. ドウェイン・ウェイド

 

 NBAをリードするスタープレーヤーが多く選ばれた2003年メンバーの中でも、カーメロ・アンソニー選手はNBAデビュー後からナゲッツでスコアラーとして別格のセンスと見せつけレブロン・ジェームズ選手と新人王争いを演じました。

 

レブロン選手もドラフト1位の実力をNBAの舞台で1年目から発揮して、

試合平均20.9得点、5.5リバウンド5.9アシストの活躍でカーメロ・アンソニー選手を退け、新人王を獲得します

 

MVP4度 通算得点4位 ファイナルMVP3回受賞

 

その後もNBAのトッププレーヤーの階段を着実に歩んでいくレブロン選手は2019年現在までにオールスターに合計15回選出され年間MVPにも4度選ばれています。

[MVP最多受賞選手]

 

シーズンを通してのMVP獲得もマイケル・ジョーダンに次ぐ3位にランクイン。

 

NBA通算得点ランキングではコービー・ブライアントに次ぐ4位にランクインしています。

  1. カリーム・アブドゥル・ジャバー 38,387
  2. カール・マローン 36,928
  3. コービー・ブライアント 33,646
  4. レブロン・ジェームズ 32,543

 

2019年現在35歳のジェームズ選手ですが、シーズンでプレーをする姿を観ていても大きな怪我がない限りまだまだNBAでプレーヤーとして活躍できると感じます。今後も現役としてプレーを続ける事ができれば1位の記録を塗り替える事も可能になってくるでしょう。

 

 得点ランキング、MVPだけではなくレブロン・ジェームズ選手はNBAファイナルで3回優勝しています。3度の優勝全てにおいてファイナルMVPも輝いています。

 

ファイナルMVPにはジョーダン選手が最多で6回選ばれて、レブロン選手は2位になります。

 

NBAで活躍する事が出来てもファイナルで優勝する事が非常に困難とされる中で、3度チームを優勝に導いているレブロン選手はプレーだけではなくチームのメンターとしても高い評価を得ています。

 

2012、2013年にマイアミ・ヒートで2年連続優勝を飾った当時は、ドウェイン・ウェイド選手とクリス・ボッシュ選手がチームメイトでした。同じ年にNBAに入団した3人で構成されたBIG3はNBAで敵なしの2年間を築きました。

 

3度目の優勝は2016年に古巣クリーブランド・キャバリアーズに戻った年です。若手のカイリー・アービング選手を引っ張り、前年優勝したゴールデンステイト・ウォリアーズを下しての優勝でした。

 

ドリームチーム アメリカ代表

 

 ナショナルチームにも選抜されていたレブロン選手、その頃のアメリカ代表はドリームチームと呼ばれていました。2008年、2012年オリンピックで金メダルも獲得しています。

 

コービー・ブライアント選手やカーメロ・アンソニー選手と同じチームでプレーしていたレブロン選手有するアメリカ代表はまさにドリームチームでした。

 

多くのバスケットボールファンにとって豪華メンバーが同じチームでプレーする姿はまさに夢のようで、国際試合でどこの国と対戦しても大差で勝利。

 

NBAのレベルの高さを周りに証明しました。

 

(2012年 オリンピックUSA代表 ベストプレー集)


Team USA best plays 2012

 

ロサンゼルス・レイカーズ

 

 2018 年からロサンゼルス・レイカーズの再建を託されたレブロン・ジェームズ選手は、1年目に多くの若手を率いてシーズンに臨みましたが、望んだ様な結果には至らずプレーオフ進出を逃す結果になりました。

 

 2019年からはトレードで、アンソニーデイビス選手、ドワイト・ハワード選手、ダニー・グリーン選手の加入でロスターが大幅に変わり優勝を狙える豪華なメンバーをオフシーズンで獲得しました。

 

監督もペイサーズの再建に2011−2012年シーズンで貢献したフランク・ヴォーゲル監督を迎え入れて新体制で2019−2020年シーズンに入っていきます。

 

メンバーの大幅な変更と新任監督でチームの組み立てが心配されていたレイカーズですが、開幕後から好調でウェスタンカンファレンス1位、首位を独走しています。(2019 12月現在)

 

2013年〜プレーオフに進出できていないレイカーズですが、レブロン・ジェームズ選手とアンソニーデイビス選手の加入で2019年シーズンはプレーオフ進出もほとんど確実になっています。

 

 レブロン・ジェームズ選手のNBAプレーヤーとしてのマイルストーンレイカーズでのファイナル優勝が期待されます。

 

強力なデュオがレイカーズを優勝に導いて欲しいと思います!