チェ・ゲバラといえば
キューバ革命の時にフェデル・カストロの元でキューバの為に立ち上がった人物です。
この2枚の映画を見れば、チェ・ゲバラの人生がわかります。
『28の革命』
では、カストロと共にキューバ独立の為に戦う姿が細かく描写されています。
チェ・ゲバラ自身は、アルゼンチン人ではありますが、
カストロのスピーチに感化され、革命の為にゲリラ兵として戦う事を決意します。
医者であるチェ・ゲバラは戦いだけではなく、
負傷兵の救助や、軍全体に教育・一般知識の大切さを説きます。
特に読み書きや、算数を時間がある時に周りの兵にさせています。
ゲリラ戦だけではなく、戦いの後の統治・繁栄も考えての事だと察します。
国連での演説やテレビでの質問に対する返答など忠実に描かれています。
カストロからの信頼も厚く
のちに軍の司令官にも抜擢され、革命の中心人物になります。
『39歳別れの手紙』
キューバ革命に成功したのち、
チェ・ゲバラはボリビアに渡り独裁軍事政権を相手に革命に挑みます。
キューバとは違い、少ない同士と共にゲリラ戦に挑みますが困難に直面し
山での生活や支援を断たれたままでの奮闘が続きます。
同士をかばいながら戦いますが、
持病の喘息にも苦しめられ戦況は思わしくないまま
人生の全てをかけて貧しい人達のために戦いますが、
ボリビアで最後を迎えます。
自分の人生をかけて革命に乗り出した彼は今後もずっと忘れられない偉人であります。
しかし、武力を行使した事でたくさんの人をしなせたのも事実です。
この時代には、この方法しか残されていなかったと感じますが
今後このような貧しい人々が武力で立ち上がらなければいけない状況を作らないような
政権を実現されて欲しいです。
まだ中東やアフリカでもこの様な戦いも続いてます。
理解を深めるためにもぜひゲバラの生涯をこの2本の映画で感じてください。